2011/3/11東北地方太平洋沖地震で
大きな被害を受けた岩手県大船渡市の福祉の里へ
震災後初めて、岩手県に訪れ津波の
被害に遭われた地域を訪問しました。
こちらの施設では僕は8名のヘアカットと
マッサージをしてきました。
同郷の岩手県で大船渡市自体、
今までに来たことが無かったのですが、
盛岡市に住んでいらっしゃった方が
懐かしがりながら、目に涙を浮かべて
施術の間中お話をしてくれました。
実は、実家がお世話になっている
お寺に娘を嫁に出したという。
凄く身近な話でお互いにビックリして、
おばあちゃんの話は続き、
涙と共に次々溢れ出してきました。
こんな出会いがあるとは思ってもみませんでしたが
施術後のおばあちゃんは、
ただただありがとうと笑みを浮かべて
優しい笑顔でお別れしました。
純粋無垢で知的な障がいを持った子
筆談でコミュニケーションをとる子
個々に違いはあるものの、皆さん楽しみにしてくれていた様子で
こちらも多少戸惑いながらも、たくさんの笑顔を頂きました。
テレビで見た光景そのままに、沿岸部では建物の
外枠のみが残されていたり、
押し流された瓦礫
押し潰された車が
山のように積み上げられています。
被災地までのバスを貸していただいた、
飲食チェーンのワタミ株式会社さん
ハンドマッサージの薬剤提供していただいたLUSHさん
日本財団さん
りびボラプロジェクトの発足、
りびボラプロジェクトの発足、
ふくりびの運営をされている赤木さん
皆さんありがとうございました。
今回のボランティアの目的として、
被災地の福祉介護施設の方々の心のケアとリフレッシュを
目的としており、時期が震災直後ではなく、
7〜8月の夏の時期に絞られました。
髪を切るという私たちの仕事
当然、被災地で美容院や理髪店を経営
されている方がいます。
善意のつもりで伺っても、その先では
迷惑になっている可能性すらあります。
一刻も早く通常の営業に戻れるよう、
理美容関係の事業者の方々の復興復旧を
お祈り致します。
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